花東線の小駅を巡る企画、7~8駅目は瑞和・瑞源です。

かつてディーゼルの普快車が走っていた頃、いかにも田舎の小駅という風情が気になっていましたが、これまで降りる機会はまったくありませんでした。
この両駅の駅間も2.5キロと短いので駅付近の探索も兼ねて徒歩連絡を活用して2駅セットで訪問しています。

【瑞和】 花蓮から128.3キロ 乗降客数16名(2018年)

區間車で到着。4両編成の電車はホームいっぱいに止まります。

隣の瑞源までは2.5キロと短く、この区間を歩きます

ホームは1面1線で小駅らしさが出ています。残念ながら古いタイプのホーム上屋はなし。

駅舎は大富のように昔ながらのスタイルがそのまま残っており、大変綺麗な状態

無人化されて久しいですが、委託された外部団体により整備が続けられておりちょっとした観光施設のようになっています

反対側には花東線沿線の写真が

駅の外へ出てみましょう

表から見ても風格がありますね。近代化された花東線の駅舎デザインは良いほうだと思いますが、私はやはりこちらのほうが好きです。

台鐵駅近くには国道が通っていることが多いですが、瑞和・瑞源はともに大きく外れた場所にありこれは地方道。そのため通過するバス路線もかなり限られ、鉄道以上に本数が少なく公共交通で訪れるのがなかなか大変な地域となっています。

これを左に進めば瑞源へ行くことができますが、今回は時間があるので一旦右へ進み、線路の反対側へ回っていきます。

精米所兼雑貨店

ここを右へ進み、線路の反対側へ。百年刺桐樹というのも気になるので行けそうなら行ってみたいところ。


踏切に出ました

踏切上から駅方向

線路を渡ったところにも刺桐樹の看板があり、そちらへ行くと住宅地へ出ました。しかしこの先の分岐をどちらへ行ったらよいのがわからず、googleマップでもまったく出てこないためどれくらいの距離があるかもわからないので断念して瑞源方面へ向かいました。
(その後ストリートビューで確認したところ、この道をまっすぐ1kmほど進むとあったようです)

歩き出してすぐ庭にリュウガンの大木がある家を発見。子供のいい遊び場になりそうです。

のどかな景色の中をウォーキング

この先で右へ折れ、再び線路を越えて最初の道へ復帰します

戻ってきました

瑞源に向けて黙々と歩いていると後ろから莒光號が追い越していきました。花東線も高架化や線路付け替えが進み、このように道路と並走する列車を見られる場所は少なくなっています。

エビ釣り場。瑞源の文字が現れたので近づいてきたようです。

さらに5分ほど歩くと「これより瑞源」の標識があり、正式に?瑞源入りしたのでこの先からは後編とします。
しかし英語表記が盛大に間違っていますね…実は英語表記には複数の種類があるのですが、どれを選んでも「Shuiuyan」にはなりません。まあ台湾人的には漢字が合っていれば困らないですしね。