花蓮縣には戦前いくつか日本人の移民村があり、そのうち一つが豐田です。豐田には比較的多く当時のものが残っていますのでそれらを巡ってみました。
出発点は豐田駅。駅舎は改装されていますが、非電化時代の面影が残っています
史跡めぐりは駅前通りをまっすぐ進めばOK
豐田は町のあちこちにこういった壁アートあり訪問者を楽しませてくれます
途中廟會(お祭り)に出くわしました。大量の爆竹が焚かれとても迫力がありますが、危険なので迂回しないといけないかな?と思っていたら丁度終了
見た目はほとんどダイナマイト
こちらは天女でしょうか?
最初の目的地に到着。旧豊田神社の鳥居です。特にそれ自体ツノをつけるなどの改造はされておらず、寺の名前が取り付けられただけとなっています
灯籠と狛犬もありましたが、これは後から設置されたもの
近くには当時の写真パネルが設置されていました。これはこの場所ではなく拝殿などがあった奥の方ですね
少し先にはこんなパネルもありました。当時軽便鉄道が敷かれており、ここはその駅跡。当時は相当活気があったことが伺えます
鳥居から旧境内まではかなり距離があります
数分歩いて旧豊田神社(現碧蓮寺)に到着
入ってすぐの場所に多数の灯籠がありますがほとんどが豊田神社時代のもの
文字がセメントで埋められているのが当時のものである証拠
一部後から設置されたものも混ざっていますが、かなり数があります
「奉納」
「昭和三年一月吉日」
「御神燈」
「昭和元年」
そして境内には移民村開村30周年の記念碑があり、移民村であったこと明確に示すものとなっています