北部三大岩場と呼ばれるスポットがあります。その名の通り台湾北部にある岩場スポットですべて新北市内に所在、いずれも特色ある岩場の絶景スポットとなっています。
最初にご紹介するのは孝子山。台鐵平溪線平溪駅近くの山で、一般的には孝子山が土地を代表する名称として知られていますが、実際には至近にある普陀山・慈母峰と合わせた三山からなっています。
いずれも負けず劣らず立派な岩場スポットで、すべて登ってきましたので順に紹介していきたいと思います。
出発点は795路台灣好行バス平溪停留所。台鐵平溪額駅も近くにありアクセスは良好
十分方向に少し歩くとバス通り沿いに登山口があり、わかいやすいです
しかし脇に設置されているこの地図が曲者。定番は「孝子山」「普陀山」「慈母峰」を回るコースですが、距離感が実際とはかなり異なり「孝子山」「中央尖」「慈母峰」がお互い近く、普陀山へはルートがないように見えます。私は以前これを見て誤解し中央尖の方へ向かってしまい普陀山へたどり着けず、後日再訪してようやく制覇しました
こちらは別の場所に設置されていた看板で、普陀山へのルートは慈母峰~慈恩嶺間から分岐し、中央尖は欄外でかなり遠いことがわかります
どの順でも回れますが、お勧めは孝子山→慈母峰→普陀山のルート
岩の直前まではこんな感じのゆるい階段が続きます
誰かが飛ばしたランタンが引っかかっていました
一旦車道に出た後の分岐で「どの山行くにもとりあえずこっち!」と言わんばかりの看板がありますが、そちらではなく「孝子山」とだけ書かれている方向へ
苔むした石段を上り
岩の隙間を抜けていくと
孝子山の入り口へ到着。ここまでせいぜい20分といったところ
階段を上がるとすぐに切り立った岩が現れ、杭やロープが設置されています
ホントにこんなの登るの??思いましたが、実はチャレンジャー向けコース
裏手に続く道があり
はしごが設置されているこっちがメインルート。人気のあるうえ上り下りが同時にできないので渋滞しています
はしごは最初だけで途中からは岩を削った階段に
登っている途中の風景
振り返るとこんな感じでとんでもない場所にいるように見えます
登り切ると360度視界が開け、この絶景
別の方向を見ると慈母峰・普陀山が見えます。左が慈母峰で右が普陀山
(後編へ続きます)