花蓮のお土産として以前花蓮薯を紹介しましたが、他にも有名なものとして町を歩いていると「剝皮辣椒」があります。町のそこかしこに看板があり、台中の太陽餅同じくらいの密度で製造・販売元が点在している感じです。


これだけ目立っている剝皮辣椒ですが、私はこれまで買ったことがありませんでした。それは使い方を尋ねると皆一様に「雞肉湯(鶏肉スープ)に入れる」という回答を返してきて、我が家では雞肉湯を作る機会がなく「買っても使い道がない」と思っていたのです。

ところが「ごはんに乗せてもよい」という話を聞き、それなら一度試しに買ってみようということになりました。
購入にあたり調べてみたところ「防腐剤が入っていて常温保存が可能なもの」「防腐剤が入っておらず常温保存できないもの」の2種類があることが判明。前者は各地の食料品店でも手に入りますが、後者は現地で購入するかクール便の宅配でしか入手できないようです。そしてやはり後者のほうが「真の剝皮辣椒」とされ人気があり、折角なのでそちらを狙うことにしました。

さて、常温保存不可と書きましたが冷蔵ではなく冷凍保存です。そのため看板には「凍」の文字が入っていたりします

今回は林媽媽剝皮辣椒で購入しました。遅い時間に行くと売り切れてしまうことがあるようなのですが、たまたま真向かいの旅館に泊まっていましたので開店と同時に入店して購入

中辛と大辛があり初めてなので中辛を購入、1瓶150元なり。冷凍品ですが、6時間程度の持ち出しは大丈夫とのことで帰る直前に買えば十分持ち帰ることができます

賞味期限は冷凍で1年

開栓するとこんな感じ。皮や種などを取り除いた唐辛子を醤油ベースのタレに漬けられています

使うときは冷蔵庫で解凍し、必要な量を取り出した後残りをまた冷凍します。解凍後の保存期限は1週間くらい

ご飯に乗せて頂きましたが、辛味の効いた漬物といった感じでまさに「ご飯がススム」おかずでした。他に漬汁と一緒にチャーハンに入れてみたりもしましたが、これも良かったです