花蓮の自行車道(サイクリングロード)紹介の2回目は吉安環鄉自行車道です。名前の通り吉安鄉を環状に取り囲むサイクリングロードで、数本の路線を繋いだものの総称となっています。
一周して元の場所へ戻ってこられるのでどこからでも始めることができ、路線ごとに特色もありお勧めできるコース。以前の花蓮訪問で看板を見かけ走ってみたいと思っておりましたが、丁度天気のよい週末に時間と旅館が空いていましたのでこのためにまた訪問してきました。
長くなりますので3回に分けてお送りします。
出発は5:30。この日は10月にも関わらずかなり気温が上がっており、まだ涼しい早朝のうちに走りきり最後に市場へ行こうという作戦。朝焼けの中花蓮市内のアプローチ区間を走りスタート地点へ向かいます
こちらが全体図。私が起点に選んだのは右上の親水線(水色)と濱海線(青色)の接続点
橋を渡って吉安鄉に入り、スタート地点に到着
左は濱海線
私は右の親水線に入り、反時計回りに進みます。走り出してすぐに洄瀾吊橋を渡りました
親水線の案内看板。基本的にわかりやすく案内はされていますが、所々注意が必要な箇所があります
親水線というだけあって全線川沿いとなっており、涼しげです
このあたりは花蓮市街の続きといった感じで住宅地の雰囲気
と、唐突に道が突き当り左に曲がっています。眼の前は台鐵の線路で踏切はないのですが
よく見るとアンダーパスがありました
引き続き進むと原住民部落の看板が出現。原住民の集落というと山中や高台などにあるイメージがありますが、ここは市街地の一部となっています
引き続き住宅地を進行
ここで注意ポイント1。案内地図ではまっすぐ川沿いを進むように描かれていますが実際には中原排水溝との合流時点で橋がないため渡れず、強制的に明後日の方向へ曲げられてしまいます。私は中央路→慶北三街→北安街と進んで元の川沿いに復旧しましたが、どこを進むのが正解だったのでしょうか?北安街からは田んぼと山が綺麗に見えました
再び川沿いを山へ向かって走らせます。ここも案内図の通り川の南側を走っていますが、実は反対側を走るのが正しかったようです
七腳川事件紀念碑が見えたら終点
ここで方向を変え、親山線へ入ります
親山を名乗っていますが、最初は用水路に沿っており親水でもあります
付近の見どころ案内看板発見。じっくり時間をかけて回ってみるのも良さそうです
ここで注意ポイント2。途中慶南四街を左折しその後右折しなくてはなりませんが、うっかり用水路沿いに走ってしまうと違う方向へ行ってしまいます。路面にペイントはあるのですが、左折地点は少々分かりづらいので注意が必要
このあたりはまさにやまのすぐ傍を走り「親山」な感じ
並木の雰囲気がとても良いです
こちらは見どころの一つとなっている花蓮慈雲宮ですが、ちょっと時間が早かったのか(この時点で6時24分)まだ門は開いていませんでした
(中編へ続きます)