毎年旧暦1月15日の元宵節のあたりから各地で行われる燈會(ランタンフェスティバル)。そのうち国家規模で行われる最大のものは各都市持ち回りなのですが、今年は23年ぶりに台北市に帰ってきました。
前半は雨続きで最初の週末に行ってみたものの見始めてすぐ降り出して撤収。しかしそこは簡単に出直されるのが地元開催のメリット。天気が回復した日に改めて見に行きました。
これまでは大規模な会場にまとめて設営されていましたが、台北市にはあまりまとまったスペースがないためあちこちに分散する都市型となりました。だいたい市政府~國父紀念館がメインとなっていますが、各行政区にもランタンが設置されておりすべて見て回るのはかなりの大仕事となります。
私は自宅からバス1本で行ける市政府エリアから見て回りました。このあたりは伝統的なスタイルのランタンが多く設置されています
学校のロゴをモチーフにしたランタン
蛍光色をふんだんに使ったランタン。昭和の駄菓子屋によくこういう色のおもちゃあったよな、などと考えながら見ていました
ランタン通りのメインストリート
ランタンが置かれていないスペースにも電飾などが施されていて道行く人を楽しませてくれます
タイトル:星空の下の私達
主燈(メインランタン)向かって移動していきます
毎年おなじみのロゴ
今年の主燈は顔の部分が液晶になっていて表情が色々変わるようになっていました
着いたとき丁度定時ショーのタイミングでしたので見ていくことにします。色を変えながら回転するのは例年通りなのですが、ロボットのうさぎだとかなり印象が違いますね
副燈(サブメインランタン)は全部で6つあり、展示エリアごとにまったく違うものが設置されています。中央エリアは伝統的な実体ランタンでした。
中央エリアサブメインその1
中央エリアサブメインその2
中央エリアサブメインその3
未来エリアのサブメインランタンは台北101に投影された映像でした。うさぎが休みなく動き回ります
中央エリアから源エリアへ移動していきます。國父紀念館の東側に日本から参加した各県・団体のランタンが集まっていました
旧タバコ工場に展開する源エリアにやってきました
ここのメインは箱型の巨大全面液晶に展開される配達人うさぎのストーリー
最後に箱の中から「お届け物」のうさぎが顔を出します
まだまだ見られていない部分もありますが、ここで撤収しました。このイベントは2月19日まで行われていますので、機会があれば追加で回ってみたいと思います