228連休の後半、どこか遠出したいと思い最南端の台湾茶こと港口茶を買いに恆春半島の滿州まで行くことにしました。
…というのを去年も考えていたらしくFacebook様に一年前も同じ日に同じことしてるよね、というご指摘を受けてしまい自分の進歩のなさにがっくりしつつ今回の記事を書いております。同じことをしているので去年の記事と写真も似たような感じになってしまいますが、色々変化もありました。

去年は恆春に宿泊していますが今年は日程の都合で当日出発となりました。使えるバスが恆春8:30発の1本しかないため夜行バスと中距離バスを午前4時に乗り継いで恆春入り。時間に余裕をもって行ったので恆春ターミナルには7時過ぎに到着

まだ時間があるので付近を散歩。城壁の歩道を歩き

東門まで

物陰でにゃんこ発見

晴れていましたがお天気雨が降り綺麗な虹が見えました!

8:30の103路バスで滿州へ。相変わらず空いていて乗客は私とおばあちゃんの二人だけでした。そして前回と同じく茶山で下車

看板の正宗港口茶さんへ向かいます。このバスで来ると8時台に着いてしまいまだ開いてないのは去年と一緒、少し待っているとバイクてやってきて開けてくれるのも去年と一緒です。しかし違っていたのは白髪のご主人ではなく若い人だったことでした。お話を伺うとやはり息子さんで4ヶ月前に帰ってきて仕事を習い始めたとのこと。後継者もできてこれからも港口茶を楽しむことができそうです

もう一つ違っていたのは去年購入した春茶がまだ出ておらず、冬茶になったことでした。今年は寒く春茶の生産が遅くなっている様子。
通常のパッケージは筒に入っていますが、お願いすると後から来られたご主人が紙で包んでくださいました(こちらのほうがかさばらず見栄えがする)

今年も山の上の茶畑に立ち寄り

一角に茶藝の設備が設けられており、事前に予約すれば使えるとのこと。この景色を見ながら飲む茶は最高すぎるので日を改めて是非来たいと思います

さて今年はプラス要素としてもう一軒訪問することにしていました。ざっと地図を見た感じでも付近にはあと3軒ほど生産直売の店があるようですが、「雑種茶」という看板が気になる港口茶產製中心さんに入りました

結局雑種茶=雪犁種で正宗港口茶さんと同じ品種なのですが、こちらのほうが球形に近く風味も違っていて比較的あっさり目でした。値段は丁度半分で、手軽に港口茶を味わいたいなら港口茶產製中心さん、より深い味わいを求めるなら正宗港口茶さんを選ぶのがいいと思います

さて、無事お茶を買った後は港口茶ソフトクリームを…と思っていたのですがなんと営業時間が短縮されていてまだ開いていませんでした。仕方がないので空いた時間で一つ先のバス停まで歩いてみることに

停留所前には漁村公園があり、穏やかな海辺の景色が広がっていました

佳樂水10時発のバスで恆春へと戻り、更に乗り継いで次の目的地へ向かいました