基隆市の東端に八斗子という場所があります。付近には景色の良いスポットがいくつもあり、基隆中心部からもそれほど遠くはないのですが日本ではあまり知られていないように思います。今回はそんな八斗子にあるスポットの一つ、望幽谷を紹介したいと思います。
望幽谷はその名前の通り谷ですが、山奥にあるわけではなく海に面しており、山と海の美しい組み合わせを楽しむことができます。特に日没時の美しさは格別で、狙って訪問してみました。
八斗子へのメインとなるアクセス方法はバス。基隆駅から市バスが出ているほか、本数は少なめですが台北から國光客運の羅東・南方澳ゆきなどで直接行くこともできます。八斗子停留所で降りて八斗街を進み、徒歩15分くらい。台鐵海科館駅からも少々遠いですが、歩いて行くことは可能です。
坂を登りきると早速谷が見えてきます。公園として整備されているので道は歩きやすいです。
下り階段の途中から見下ろすと谷の地形がよくわかります。
谷を下りきったところ。そろそろ日が落ちる頃ですが、多くの人が訪れています。
まずは左手の方へ。光る山と草地が美しい。
このまま歩いていくと違う世界に行きそうです。
引き返し、小高い丘の上に登ってみると海が一望できました。
道を挟んだ反対側には別の丘が。この道を進むと漁港へ続いています。
来た方向を振り返り。
一旦下りて先程の丘を登ったところ。
海の方へ下りてみると切り立った崖。ちょっと歩くだけでまったく違った表情を見られるスポットです。
老梅綠石槽のような光景。
もうすぐ完全に日が落ちます。
望幽谷を堪能した後は西へ行けば基隆夜市、東へ行けば九份を観光することができます。
訪問日 2017.1.1