老街古い町並みを指す一般名詞で、台湾各地に多数あります。有名なところでは九份老街・淡水老街などで、いずれも正式な道の名称ではなく愛称・通称的なものとなっています(本名はそれぞれ基山街・公明街)。
ところが關西の町を歩いていると思わず二度見する看板を発見してしまいました。
件の看板がこちら
通称のはずの老街が普通の道路名であるかのように書かれています
どういうことなんだろう?と沿道にある住宅の住居表示を見てみると
なんと本当に住所が「老街」なのでした。日本語へ訳すと「新竹県関西町古い町並み」となりましょうか?ある意味本物の「老街」です。そしてややこしいことに過去の記事でも登場している通り「關西老街」別に存在しており、住所は中正路になります。つまり「關西鎮老街」に「關西老街」はないのです
せっかくなので「老街」を散歩してみます。普通の住宅街といった感じですね
古めの建物が中心ですが、一般的に「老街」と呼ばれる場所の雰囲気はありません
奥の方へ行くと少々田舎な雰囲気に
台湾各地には他にも色々面白い地名がありますので機会があればまた取り上げます