お客様に同行して空港からホテルまで同行したときの出来事です。そろそろ目的地のホテルに到着するという地点の信号待ちで突然運転手が車外に出て何かを始めました。
まず両側のドアにマグネット式の何かを貼り付け、続いて屋根の上にタクシーに付き物の行灯を載せたのです。
思わず「何やってるんですか？」を尋ねると、タクシー会社のロゴを貼り付けたとのこと。これから到着するホテルは契約している会社のタクシーしか客待ちをすることができません。それ以外は乗客を降ろしたらすぐに出ていかなくてはならないのです。
そこで契約している会社のロゴに取り替えたといういうわけなのです。
ではなぜ初めからそのロゴにしないのかというと逆に私達が乗車した空港側ではその会社のタクシーは入れないとのことで、外していたのでした。
規制があればそれに対応した対策を考える。商売へのたくましさに感心させられた出来事でした。
ホテル前で客待ちタクシーするタクシーの例。ずべて同じ会社の車なのがわかります。
