最近はわかりませんが、以前のガイドブックには高雄の観光スポットとして新堀江商圏が必ず紹介されていました。高雄の西門町として書かれており、西門町は台北の原宿なのでつまり高雄の原宿ということになります。
さて、新堀江があるということはオリジナルの堀江があるわけで、今回はそちらへ行ってみました。

場所はMRT鹽埕埔駅のすぐ近く。新堀江が「商圏(エリア)」なのに対して堀江は「商場(商店街)」となっています。中央に背中合わせになった商店が並び、その両側が通路という構造。入口からしてレトロな雰囲気が漂っています

まずは右側の堀江三街から散策。期待通り中身もレトロでまずは台北の晴光市場にも似た衣料品店がお出迎え。連なる3軒はいずれも✕✕行という屋号でこれも古い感じがします

この商場最大の特徴はやたらに茶葉屋さんが多く、しかもそのすべてがプーアル茶のお店なのです。なんと一つの商店街に10軒以上もあり、このような形態は他所では見たことがありません



こちらは衣料品兼雑貨店?

服飾系多いですね。いかにも台湾のおじさんが着ていそうな服が揃っています

服+メガネ+靴と全身OKな店

なぜか日本の観光地のおみやげ物がズラリ。売り物なのか店主の趣味なのかは不明

反対側に抜けてきました。こちらも構えは一緒

今度は堀江二街の方を歩いていきます。雰囲気は三街とほぼ同じ感じ

入口付近にこれまたレトロな雰囲気の占いマシンがありました。せっかくなのでやってみることにします

台の上に手を乗せ

10元を投入するとLEDがピロピロ動いて結果が出ます。上から大吉・中吉・小吉・凶みたいな感じになっていて、仕組み的に凶は出ないようになっている気がします

通路はもちろん歩行者専用と思いきや、バイクが突っ込んでくるのが台湾

ガーッと走り去ってきました

もはやなんと形容してよいのかわからないお店。とりあえず酒場ではないのは確かです。そういえばプーアル茶以外の食品を売っている店はないですね

秋山地域商店街…こんなのどこで仕入れてくるのでしょう

こちら側にもプーアル茶の店が何軒か。現地の友人の高雄人はプーアル茶好きなの??と聞いてみましたが「わからない」とのお答え


なかなか楽しい散歩でした。引き続き近所を散策します