台風が直撃している台湾では地域により2~3日ほど台風休みが続いています。この休みは企業などが独自に判断するものではなく各県・直轄市ごとに発令され、強制力のあるものです。この間にも従業員を出勤させることはできますが、2倍の賃金を支払うなどしなくてはなりません。
当然開かない店・施設が多くなるわけですが、もし運悪く台風に当たってしまった場合はどこに行けるのか?何ができるのか?について書いてみたいと思います。

【観光施設】
ほぼ休み

【商業施設】
コンビニ・スーパー・ショッピングモール・百貨店→営業。ただしショッピングモールや百貨店は休みになる場合あり
個人商店→不定
映画館・KTV(カラオケ)→営業。特に荒れた場合は休みになる場合あり
銀行・郵便局→休み

【交通機関】
MRT・バス→減便して運行。通勤向け路線などは運休
高鐵(新幹線)→減便して運行
台鐵(在来線)→普通・快速のみ運行。同時に減便もあり
Ubike(公共自転車)→利用停止

※以上はあくまで一般的な傾向であり、施設個別の判断により変わる場合があります

室内で完結する買い物や娯楽施設などには人が流れ込むので営業する傾向にあります。従ってできそうなことは営業する百貨店などへ行ってお土産を探す、テナントで入っているレストランでグルメを堪能するあたりでしょうか。開いているマッサージ店を探して行くのもいいでしょう。
もちろん安全面からは出歩かずホテルに籠もるのが一番ではありますが。

さて、実際どのくらいなのか?買い物がてら町を歩いてきました。
まず10月2日(台風休み1日目)の状況。曇っていて風がやや強めですが、雨は降っていません

台北駅北側の地下街に来ました。インドネシア系の店が多い端の方は閉まっている店が多いです

中程のゲーム・アニメグッズエリアは比較的開いていて賑わっていました

駅北側の個人店が多い商業エリア。開いている店と閉まっている店が半々くらいですが、人はまばら

台鐵は普通・快速のみ運行

MRTはそこそこ混んでおり、出歩く人はそれなりにいる感じ

変わって10月3日(台風休み2日目)の市場。前日はかなり賑わっていた市場が閑散としていました

それでも4割くらいは開いており、八百屋も通常通り営業中。必要最低限の買い物は十分できる感じでした