かつてはあちこちで見られた天橋(歩道橋)ですが、老朽化により徐々に数を減らしています。近年では民權東路近くにあったものや基隆駅前にあったものが撤去され話題になりました。そして本日より和平東路と新生南路の交差点にあった歩道橋が使用停止、撤去が始まったようです。
この歩道橋はその下をバスで通りがかることが多く、4方向が綺麗に揃った姿は印象深いものでした。以前からもうここも長くないだろうなという予感があり、1年ほど前に撮影した在りし日の姿を紹介したいと思います。
外観と出入口。4つの角とも同じスタイルでした
上がったところ。回廊のように繋がっていてどちらの方向へも行けるようになっています
かなり年季が入っていてレトロな印象。だいたい40年くらい経っているようです
交差点内側の眺め。片側4車線同士の交差なので道幅がありかなり壮観
別角度から
撮影中他の利用者は見かけず、老朽化以外に利用率の低さも撤去の原因になっていそうです
斜向かいから下りていきます
下を眺めると信号待ちをしている人がそれなりにおり、通行人が少ないわけではありません。やはり「階段の上り下りが嫌」という意識が先に立つのでしょうか
階段はそこそこ急でエレベータやスロープもなくバリアフリーが求められる時代に合わないのも背景にあるのでしょう。長い間お疲れ様でした