11月末に鶯歌-桃園間に新駅鳳鳴車站が開業しました。今週鶯歌へ出かける用事があり、少し遠回りして見てきましたので簡単にレポートしたいと思います。

區間車に乗り、鶯歌駅を発車すると当然のように鳳鳴が表示されています

到着すると結構多くの人が下車しました。ホームや壁は仮設感がありますが、実際にこれは仮駅なのです。桃園地区の地下化区間に含まれており、将来本設の駅が地下に造られ移転することになります

反対側のホームにも待っている人が多く見られ、開業3週間ほどですがよく利用されているようです

新駅にしては両隣の駅まで距離があり、元々都市部にしてはかなり駅間の広いところでした。桃園市境ぎりぎりにあり、桃園駅のほうが近いです

橋上駅舎に上がり桃園方面を見ると隣に線路跡が見えます

もう少し見やすい場所からズームしてみました。線路が大きく曲げられ新駅の方へ切り替えられているのがわかります。區間車は問題ないと思いますが、通過する列車もこれではかなり速度を落とす必要があり、問題にならないのでしょうか?

出口へ向かいます

磁気券廃止が決まっているので改札はICカード・QRコードリーダのみ

営業体制は有人1窓+券売機2台でかなり需要が見込まれていたことが伺えます

外に出てきました。10年使わない仮駅にしてはかなり立派で、彰化など台鐵は長く使わないことがわかっている駅舎でもお金をかける傾向にあるようです

駅前はこのような感じで出るとすぐ車道になっています

Ubikeも目の前にあって便利。奥にマンションが多数見えますのでそこの住民が利用するのでしょうか。実際台北駅まで35分ほどなので利便性は高いと思います。
逆に名所などはないので百福と同じく完全に地元住民向けの駅と言って良さそうです

最後に交差する道路上から鶯歌方を眺めてみました。こちらも線路が切り替えられた跡が見えますが、それほど急ではなく自然な感じです