先日台鐵の規則が改正され、自動改札機で使用済みきっぷが回収されなくなりました。台湾では使用済みきっぷを領収書としてみなす習慣があるため持ち帰る人が多いのですが、うっかり改札機に投入してしまい係員に取り出してもらうケースが跡を絶たなかったためとのことです。
さて、この措置は1月15日より始まっていますが、何か印字等されるのか気になり1月21日に新竹と台北で投入してみた結果このようになりました。
いずれも何の印字もされず、穴あけもされていません。高鐵同様ただそのまま出てくるだけです(磁気情報が書き換えられているかは不明)。
それから6日後、台南で再び投入してみたところこのようになりました。入場時とは違う位置に穴あけがされています。なお永康駅は自動改札機非導入のため入場時の穴はなく、出場時の穴一つだけとなっています。自動改札で入場している場合ば穴が二つになります。
当初は設定漏れであったのか、あるいは方針転換したのかは不明ですが設定が変わったようです。
ところで使用済みきっぷは誰しもが必要とするわけではなく、これまで回収していたわけですから当然取らない人が出てきます。それで混乱したりしないのか?と思っていましたら案の定。どの駅でもピンポン鳴りまくりで案内の人が必死に取るよう呼びかけていました。
高鐵のように取らないと出られない仕組みにすれば防げますが、通過速度が遅くなり改札で渋滞します。個人的にはお持ち帰り用改札機を用意して分離したらと思うのですが、どうでしょうか。