先日ネットニュースで各駅停車でしか行けない無人駅という記事が上がっていました。4駅紹介(鎮安、暖暖、永靖、談文)されていましたが、そのうち訪れたことのない永靖駅へ行ってみることにしました。
永靖は彰化から高雄寄りに4つ目の駅で、日中は30分に1本程度區間車が停車します。これまで何度も通過してきましたが、特色ある駅舎があるなどの要素がなかったため降りたことはありませんでした。しかし同様に駅舎のない鎮安や暖暖も魅力的な駅ですので、こちらも訪問してみようと思った次第です。
駅に降り立ったのは土曜日の15時頃でしたが、学生さんと思しき乗客が多数下車してきました。こちら側のホームの出口は手前側にあるのですが、何故か皆一斉に逆方向へ歩いていきます。
それはホーム中央にICカードリーダーが設置されているからでした。跨線橋を渡って反対側に出る人以外はタッチすると引き返して行きます。
高雄方面ホームから見た駅構内。駅舎はなく相対式ホームが跨線橋で繋がれています。
反対側のホームを撮影。特に何もありませんが、小駅らしいのんびりとした雰囲気がいいですね。
跨線橋を渡って反対側へ。
外に出てみました。
次の電車まで間があるのでそのまま付近を散歩。とあるお宅の車庫にあったナンバーのない車。近くにもう一台あり、恐らくこれは廃車ではなく実際に公道を走っています(田舎でたまに見かける)。
奥が駅方向。
付近には大通りや街はなく朝ごはん屋や商店があるのみ。
吊るされたバナナがいい味を出している雑貨店の店先。
気持ちよさげな風景ですが、かなり暑いです。
小さな廟。
付近には伝統的な家屋が何軒もありました。
壁に書かれた省エネの標語と妙にリアルなカマキリ。
自動車お断り仕様の踏切を渡って反対側へ。
ホームへ戻り、次の目的地へと向かいました。
永靖駅は高鐵彰化駅設置時にそちらへ近い場所へ移転させようという議論もあったようですが、是非このまま残ってほしいものです。