毎年元宵節(旧暦1月15日)には国家レベルでの大規模なランタンフェスティバルが開催(今年は嘉義)されるほか、各都市レベルでも比較的小規模なものが開催されます。そのうち台北市のものを見物してきました。

以前台北市のランタンフェスティバルは國父紀念館で開催されるのが定番でしたが、今年は北門~西門が会場。我々は台北車站から西門に向かって歩いてみました。

最近整備されすっかり綺麗になった北門では映像の投影が行われていました。イベント全体で戌年を意識している感じで映像のほか付近にも犬型のライトや犬柄の提灯が設置されていました。”幸福GOGO”も犬を表す”狗狗(gou gou)”と掛けていますね。

中華路沿いのランタンは一箇所に密集しているのではなく、所々にオブジェクト的に置かれている感じ。

とある国の大使館の前に設置されているランタン。その国にある建物を模しているようです。

歩道橋の上に設置されている謎のオブジェ。ちょっとこわい。

門を模したもの。細かく絵が描かれており、裏表で模様が違います。


大きな提灯+門。これもよく見ると提灯に台北市街の様子が書かれていて芸が細かいです。

中山堂前の広場には学生団体などが製作したコンテスト応募作品が並んでおり、ランタンフェスティバルらしい雰囲気。


ちょっと不人気の観光バスを盛り上げるためか、バスやその沿線をテーマにしたランタンがいくつもありました。



かなりの人出でしたがぎゅうぎゅうではなくゆっくり見て回れ、とても楽しめるイベントでした。夜空いた時間で気軽に見られますので、この時期台湾を訪問される場合は是非見てみると良いかと思います。