台湾本島の北端近くに毎年春だけ見ることができるスポット老梅綠石槽。以前は秘境的スポットでしたが最近はメディアでもよく取り上げられて有名になりつつあります。
老梅綠石槽へ行く前にまずしなければならないことがあります。それは干潮の時間を調べること。波打ち際のスポットであるため、満潮時は水没して見ることができないのです。干潮の前後1時間くらいに行くようにするといいでしょう。
老梅へのアクセスはバスで。淡水から50分程で本数もそこそこあります。基隆からも行けますが遠くで本数が少ないのでやめたほうがいいでしょう。バスを銘德一村で下車するとレトロな床屋が。
海の方へ向ういい感じの路地があったのでここを入っていくことにしました。シーズン中は観光客や車がよく通るので迷うことはないと思います。
海へ向かう道には豚のプレートが埋め込まれていましたが、近くで養豚でもやっているのでしょうか。
この日の干潮は11時36分で、我々は12時頃到着。天気のよい週末で、結構な人出がありました。
例年のシーズンは4月~5月。しかし今年はかなり早いとのことで今日来てみたわけですが、既に綺麗な緑色になっていました。
手前の方は海に近い部分だけ緑でしたが、奥に進むと一面の緑に。
ただかまぼこ状になった岩は手前のほうが綺麗ですね。
さて、見終わったらそのまま引き返してもいいのですがそのまま奥へ前進するのがおすすめです。歩道に上がり右手に進むと海を見下ろすことができます。
綠石槽の海岸を一望。
そのまま10分ほど歩くと台湾本島の北端・富貴角灯台に着きます。
日本人が建設した灯台で、現在のものは2代目。
さらに数分歩くと富基漁港がありますので、お昼ごろ来た場合はそこで海鮮グルメを味わっていくとよいでしょう。
老梅綠石槽
新北市石門區老梅路5號付近
MRT淡水から862、863、865路等のバスで銘德一村または老梅下車
訪問日 2018.3.10