ごく普通の地方駅から運転上のターミナルとなり一気に一等駅へと昇格した潮州駅。今年2月22日で100周年を迎え、記念式典が行われました。
それに合わせて潮州基地までの団体列車が運行され、台鐵中の人から招待して頂いたので参加してきました。
列車のヘッドマーク風プレート。実際には取り付けられておらず、撮影用。
見ての通りEMU500形です。特別列車ということで自強號用の車両でも使うのかなと思っていたので意外でした。
実はこのイベント専用に仕立てた列車ではなく、車庫への回送列車を利用しています。後で聞いたところによると当初は莒光號を用いる予定であったようですが、基地内のホームでは機回しができず面倒なため電車になったようです。
参加の方々。このイベントは台鐵ではなく潮州町役場の主催で参加者は地元のおじさんおばさんがほとんど。
ホームに上がると枋寮発3671次になる普快車が入線していました。
こちらが我々の乗る電車。
車両は普通ですが、なんと車内の表示器に「陽光小站」の文字が現れました。「この列車はVIP用です」の案内も流れ、なかなか粋な演出です。
基地内の通勤・見学列車用ホームとイベント列車。普段なら車庫に入るところをこちらに入選するよう変更した形。うまく考えたものです。
基地内を見学中。一般向けのイベントなので内容はあっさりめでした。
1時間弱の滞在で潮州駅へ戻ります。帰りの列車も到着後そのまま営業列車に。
弁当と記念ICカードの配布もあり至れり尽くせりのイベントでした。