※その1はこちら
さて本題へ戻ります。新北-基隆市境の下り坂を快走。
余談ですがこのあたりの区間、バスは特に近道でもないのに国道を外れて内陸のルートを通るため公共交通では来ることができません。
ほどなくして基隆市へ。
楽あれば苦あり、事前にgoogleマップを見て予想していた通りここからが今回一番の難所でした。登り坂が続き、ルートも海を外れ山に入るので景色を望めません。
ただ距離は1.5キロほどでやたらに長いわけではないので頑張って乗り切ります。
ようやく坂を登り切ったここがポイント。X字に交差する道を折り返すよう左手前に入らなくてはなりません。うっかり直進すると萬里へ戻されてしまうので注意。
しかし苦あれば楽あり。これまで高度を稼いできた分一気に海へ向かって下っていきます。
下りきったところで突如として現れる海水浴場(大武崙情人海灘)
猫の額ほどの広さですが、台湾は遊べる砂浜がごくわずかしかないため多くの人で賑わい、屋台も多数出ています。
海水浴客を横目に海岸沿いの産業道路へ入り、引き続き基隆方面へ。
このあたりは基隆市バスが乗り入れており、所々に停留所があるのですがその名称がなんと
湖海路2.5公里處(湖海路2.5キロ地点)。他に適当な名称を思いつかなかったのか、かなり適当なネーミングです。
キロ程は見たことありませんでしたが、住所をそのまま停留所名にするのは時々あるよなと思っていたら次の停留所がまさにそれでした。
キロ程か住所、どちらかに統一しようと思わなかったんでしょうか?
撮影スポット外木山濱海風景區で一枚。
前方に見える煙突は発電所のもの。中央に一本立っているように見えますが
実は3本。
基隆市街に入ってきました。山がちで坂が多い基隆らしい風景です。
基隆と言えば国を代表する港の一つがあることで有名。中心部に近づくと海や港が関係する施設が多く見られます。
まずは海軍の司令部
港湾施設
日本統治時代に基隆港合同廳舍として建てられた建物。現在も臺灣港務(国営企業)などが入居しています。
付近にはこういった歴史建築物がいくつも点在し、歴史散歩を楽しむことができます。
その3へ続きます