先日花蓮の宿泊施設が一杯であったため代替として宿泊した鹿野の龍田地区ですが、なかなか良かったので紹介してみたいと思います。
まずは鹿野まで鉄道を利用しましたので、そこから移動していきます。
龍田地区までは少々距離があり、一応バスもあるのですが田舎なので本数が少なくタイミングが良ければ乗れる感じです。私は途中の景色も見たかったので歩いていきました。
まずは国道に出て台東方面へ
途中市場があったので覗いてみましたが
残念ながら規模がとても小さく、実際営業していたのは一軒のみで市場としては機能していないようでした。
国道から分岐し、高台へ上がっていく道に入ればあとはまっすぐ進めばOK
その途中に壁に描かれていた絵。駅の上にあるLYJHは鹿野(LuYe)..JH??
右の山はうえの・なかの・しもつけと読んでしまいます。
しばらくは建物が何もない畑や林の脇を通過し、(これから泊まる場所が)同様なのではとやや不安に。
そんな中にポツンと建っている小学校
しかし龍田地区に入ると町が現れました。
龍田のメインストリート。なかなか美しい道です。
沿道には小綺麗なお店や民宿が点在
徒歩でも回れる広さですが、レンタサイクルもあります。単純レンタルのほかガイド付きコースも用意されていました。
見どころも沿道に集中しており、特徴は日本関係のものが多いことです。実は龍田地区は日本統治時代の移民村で、道が碁盤の目状になっているのもその名残りです。
鹿野庄区役場
窓から中を覗くと当時の建物がそのまま残っているようでした。折角なので補修して見学できるようにしたらいいのではないかと思います。
台湾最古の託児所。こんなものまで残っているのですね。
その隣には鹿野庄長の宿舎。接収後は校長の宿舎として使われていたようです。
初めて民選で選ばれた村長の住居
しかし最も印象的だったのが鹿野神社。崑慈堂の奥にあります。
社殿は当時のものではなく最近になって再建されたものですが、かなりよく再現されています。恐らく日本から専門家を呼んで建てたのではないでしょうか。
さて、通りを外れて山の方へ行くとあるのが風景スポット綠色隧道。ガイド付き自転車ツアーの一行が代わる代わる写真を撮っていました。
そしてその隣りにある大草原。ピクニックなどを楽しむほか熱気球やパラグライダーを鑑賞するスポットになっています。
リフレッシュするには大変よいところで、台東方面へ出かける際には宿泊地候補に入れてみるとよいかと思います。