建て替えのため長らく仮設であった大龍市場の新しい建屋が完成し、既に営業を開始しています。
その新しい市場が従来とは大きく異るお洒落な造りでしたので紹介してみたいと思います。
建屋外観。市場というよりマンションのようです。
外側に向かって入口が設けられた店。外周は主にサービス系の店が入居しています。
傳統市場らしい「修改衣服（お直し）」の店もあり
正面入口。これまでの市場とは一線を画すデザイン
エレベーターホールもホテルか高級マンションのような雰囲気です
実は市場は一階だけで他はお役所や公共施設になっており、そちらに合わせてデザインされた様子。
しかし市場事務所には拜拜用の祭壇があり、市場の伝統はしっかり守られています
入って右側は「生鮮複合區」
食材を売る店が入っているコーナーになります
やはりここもお洒落な内装
お客さんの姿は少ないですが、どうも来るのが遅すぎたようです（昼過ぎ）。
営業時間は15時までとなっていますが実質正午くらいまでのようで、やはり市場の基本「午前が勝負」に従って行動せねばならないようです。
反対側は「美食複合區」、フードコートですね。
しかしこちらは先程以上に「本日の営業は終了しました」感があり、ほとんどの店はすでに片付け終わっていました。
せめてランチライムくらいまで営業したらいいと思うのですが、お客さん来ないんでしょうか？
中には花屋さんもありました。「複合區」の意味はこのあたりにありそうです。
若い人を中心に市場に対して「古い、清潔感がない」というイメージを持って敬遠している人が一定数いるのは事実であり、こういったスタイルの市場が出てくることでイメージが変わり、活性化に繋がったらいいのではないかと思います。
さて、この市場が完成する前には仮市場で営業していました。その場所は近くにある哈密公園。
手前側のこのスペースで営業していました
今こうしてみると当時の痕跡はなく、ここに市場があったことは少々信じがたいですが営業当時の写真を貼っておきます。
確かにここには市場がありました。