以前北迴線の小駅巡りをやりましたが、台東線(花蓮~台東間)にも普段まったく下車する機会のない小駅がいくつかありますので訪問してみることにしました・
基本的に區間車のみ停車する駅が対象ですが、一部優等列車の停車する駅も含めています。台東線はさらに本数が少ないため、北迴線のときとはいくつかやり方を変えました。
・1日ではなく複数日に分けて回っています
・駅間が狭いところでは徒歩連絡し2駅セットで訪問するパターンあり
・鉄道だけでなくバスも利用。ただし到着・出発どちらかは必ず鉄道を利用
前回同様、訪問順によらず北から南に向かって紹介していきます。なお台東線は別名花東線ともいい、個人的にはそちらの方が好きなのでそちらの表記も使用します。
【平和】 花蓮から15.3キロ 乗降客数32名(2018年)
最初の訪問駅は平和。起点の花蓮駅から3つ目の駅になります。
區間車で到着。最初に目につくのが小さなホーム上屋で、4両編成の電車に対してまったく足りず大きくはみ出しています。
かなり古いもので他の駅では仮に残っていても使用中止になっているのがほとんどのところ、現役なのがすごいです。
実は一度使用停止になっていて、近年になって駅舎とも復活したという歴史があります。
駅名標も古びています。両方向とも駅間距離は短く、両隣の駅は優等列車が停車し便利なので当駅の利用はかなり少なめ。
反対側から。見ての通り1面1線の実にシンプルな構造です。
出口への通路は広々していて花道のよう。大理石が敷き詰められているのが花東線らしいですね。
ホームとともに復活した駅舎の内部。人がいますが駅員ではなくコロナ対策の検温係の方。
右側の壁にはかつて出札窓口があったのでしょうか?
外に出てきました。やはり右側にかつて駅事務室だったらしいスペースがありますね。
駅前通り。予想通り商店などは何もありません。ただ家は結構あり、秘境というわけではないです。
まずはまっすぐ進んでみます
こちらには地区センター
小学校
そして中学校、幼稚園もあり地域の中心であることがわかります。
広々としたここは中学校のグランド
ここで方向を変えて北の方へ。ここからはバスで移動するので停留所へ向かって歩きます。
農家の方がネギの出荷準備をされていました
こちらの方も店はなく、静かな住宅地といったところ
ちょっと怖い看板
立派な廟発見
線路を渡って国道の方へ。踏切から平和駅方面を見たところで、奥に小さくホームが見えます
国道へ出てきました
ここからバスで移動します