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【大富】 花蓮から50.6キロ 乗降客数13名(2018年)
駅からまっすぐ伸びる通りへ入ります
入ってすぐのところに村の説明看板があり、それによると建村は日本統治時代の1917年。旧称は大和村で、時代をよく表していました。
当時は人口が数千人で、子供だけで500人以上住んでいたそうです。その後経済環境の変化で寂れ、繁栄していた頃の面影はなくなっています。
寂れたとは言うものの荒れているようなことはなく、むしろ綺麗な印象を受けます。
観光客向けと思われる客家擂茶の店もあります(村の入口にあったモニュメントのあれです)
廟があったので立ち寄ってみました
台湾では小さな集落でも立派な廟が建っていることがよくあります
大富駅にやってきました。駅舎は改修されておらず非電化時代の花東線スタイルをよく残しています。
中は広々
無人化されて久しいですが、よく整備され出札窓口の枠もちゃんと残っており、とても綺麗です。台鐵の直接管理ではなくどこかに委託しているのでしょう。
よく見ると中央に大和と書かれていますね。
反対側
駅事務室も自由に入れるようになっていました
改札を抜けたところ
台鐵駅の定番スタイル、吹付文字
ずっと歩いてきたので汗だくでしたが、体温検測の人がそっちに水があるから流していきなよと勧めてくれました。確かに水が流れておりとても気持ちよかったです。
ちょっとした庭になっていて蓮なども植えられていました
ホームは年季の入った島式と新しい相対式がそれぞれ一座ありますが、電化開業時に相対式ホームが作られると同時に島式は使用停止になりました。
旧ホームの真ん中
反対側から
富源から3キロ歩いてきました
ちょっと遅れてきた電車で次へ移動します