富里站に到着した仲夏寶島號。各停車駅では50~80分程度の停車時間が取られていますので、ゆっくり撮影することができます。
どの駅でも定期列車を待避した直後に発車しており、ダイヤへの影響を避けつつ撮影・散策ができるよううまく考えられているように思いました。
玉里では後ろをEMU500に被られてしまいましたが、ここでは編成全体を撮ることに成功。
後ろから
長時間停車中はのんびりできるかと思いきやそうでもありません。配布された乗車券セット右半分はスタンプ欄があり、各駅で1つまたは2つ押すことになります。
そして左半分には記念硬券がセットされています。往復券タイプなので本来ならば両端に日付を入れなくてはなりませんが、配布時点では片側にしか入っていませんでした
(これは事後に撮影しているので両側に入っています。なお隣の大きな空白は当日使用したきっぷを入れるためのものですが、窓口発券のサイズのみ対応しています)
その意図はというと…
ダッチングマシンが設置され、自分で入れられるようになっていました。なかなか気の利いた粋なサービスです。
綺麗に入れたい場合はスタッフの方にお願いすることもできます
ところで富里には使用中止になった旧型券売機が残されていましたが
「電車」ボタンが残っているのがアツいです
外に出てみました。改修後の富里に来るのは初めてですが、独特な設計ですね。
富里を発車。沿線各地には乗客より多い撮り鉄が。ここは数名ですが、有名撮影地はぎっしりでした。
池上では最も停車時間が長く、昼時なので弁当でも買いに行こうかと思いましたが考えることはみな同じで大行列。
とりあえず近くの風景スポット大坡池へ行き、時間をずらすことにしました。
10分程度で池に到着
なかなかきれいな場所です。奥にもまだ続いており、自転車で一周するのに丁度良さそうな大きさでした。
池上といえばやはりコメ
帰りに20両編成の「列車」とすれ違いました。池上は自転車で観光するのが定番ですが、楽に見たい場合はこういうのもあります。
戻ってみると弁当屋の行列は消えるどころかさらに長くなっていたので諦め、次の關上で買うことにしました。
招待して頂いた方も丁度休憩に入っており、東部名物のドリンクをご馳走になりました。重ね重ねありがとうございます。
關山では二人で買い物に走りました。隠れた名品を紹介してもらったのですが、これは別記事にて。そして肝心の弁当を購入
食べているうちに発車時間が来てしまったのでここではSLの撮影はせず次へ
最後の途中駅山里は秘境駅で有名ですが、ツアー列車で来るとお祭りムードで秘境感なし。他のツアー列車もよく来るのでホームも綺麗に整備されています。
小さな駅なので降りるお客さんで出口はぎっしり
出迎えの三太子までいて完全にお祭りです
ホームも狭いのでまともに撮影はできませんでしたが、昔ながらの大理石ホームとの並びを1枚
そして最後の1駅を走り抜け、終点台東に到着
SLの旅は無事終了しました。ご招待ありがとうございました!