2021~2022年の年越しは3連休でした。基本的に台湾において新暦の正月は元旦のみ単独の祭日なのですが、今回は土曜と重なった部分が消滅せずに12月31日が休みとなった結果12/31~1/2で3連休を構成することとなったのです。
丁度12月30日に南での業務があり、SLネタもあったため旅行をすることにしました。しかし祭日の少ない台湾においてそもそも3連休自体が貴重な上年越し(さらに天気も良かった)ということでお出かけラッシュ、ホテルはどこも大混雑。12/31→1/1は予約が非常に困難でえげつない値上げ(普段の3倍とか)をする宿が出まくりにも関わらずほぼ満室で主要都市では数千元出さないと見つからない状態でした。
じゃあ諦めるかおとなしく高値で泊まるか?というとガイドを名乗る身としてそれは情けないわけで、手を尽くししっかりと確保いたしました。
まず県都など大都市(嘉義・台南・高雄など)はダメです。宿の供給は多いですが、それ以上にお客さんが多いのでいっぱい。そして著名な予約サイト(bookingとかagodaとかそのあたり)経由もよろしくありません。見つけられやすいのですぐになくなります。
ということで中規模都市で(あまりに小さい町だと宿がない)予約サイトと提携していないおばちゃん経営ホテルを狙い、あとは電話していくだけです。私は過去の情報ストックを利用しましたが、googleマップなどで駅近くをつぶさに見れば結構見つかります。そして台南市新營區のこちらを確保↓
フロントの様子。見ての通り古いホテルで昭和レトロな雰囲気でまくりですが、個人的にはこういうの大好きです。
予約を取ったのは2日前、電話口で大晦日の部屋あります?と聞くと「有!來!」との返事を頂戴し、もちろん特別値上げなどなく定価でした。当日でも若干空室に余裕はあったみたいです。
部屋の様子。古さは否めませんが寝具は清潔でアメニティもあり、私一人が泊まるには十分。
さらにこの手の宿ではないことが多いWiFiもついていました
何故か5Fだけ除外されており(電波が届けば他の階の基地局を利用できるかと思いますが)、最初に出てきたのは見事に5F。ダメ元で聞いてみたところ1泊なら、と3階に変えてもらうことができ、無事利用することができました。
ということでピーク時でもがんばれば割となんとかなるというお話でした。