今年の旧正月休みは9連休。今年もコロナで帰国できずヒマなため適当に適当にあちこち出かけています。
初一(元旦に相当)は宜蘭縣の羅東へお出かけ。この時期は閉まっている店や施設が多いイメージがあったのですが、調べてみるとほとんど通常営業で羅東地区の各施設も問題ありませんでした。
余談ですが交通機関も(公共交通利用促進のため)特別割引が適用され、行きは台鐵の復興號が100元・帰りは大都會客運の高速バスが79元とむしろ普段より出かけやすい感じです。
メインの目的地は仁山植物園。元々近くで軽い用事があり、でもそれだけのために行くのも…と物色して決めたのがここ。近くに茶の産地がある関係で、入り口までは来たことがありいつか入ってみたいと思っていたのでした。ここも公式サイトで「旧正月期間もいつも通り開けるから来てね!」と書いてあり安心して出かけられます。
植物園へは羅東バスターミナルから281路バスで。本数が少ないので事前に時刻表を確認するのは必須。
50分くらい(遠回りするので直線距離の割に所要時間は長め)で終点植物園に到着
バス停から5分くらい歩くと植物園ゲートに着きます
しかしここはまだ入り口に過ぎず、こんな感じの坂道を1km少々歩くと
ようやく「本当の入口(見学施設が固まっている場所)」に到着
ビジターセンターがあり
目の前は公園みたいな感じになっています
頭に草が生えていてラピュタの園丁ロボット感ある象
その脇にはどこかに出荷されるらしい(公営施設なので公共施設用?)苗木がたくさんある緑化センターみたいな場所
来る前は台北市植物園のように珍しい植物が所狭しと植えられているのを想像していましたがどうも違うようで、植物園というより山一つ使った大きな公園というのが正しいように思います。子供の頃両親に連れられていった城址公園を思い出しますね
ビジターセンターの裏手にはこの施設で最も力が入っていると思われる英国式庭園エリア。後ろの建物は茶店になっており、庭園を眺めながらお茶をいただくことができます
そのすぐ向かいにはフランス式庭園
逆にすっかり放置されてしまっているエリアがあったのが少々残念。大航海植物エリアは看板の寂れ具合から想像がつきますが、展示物なのか普通の木なのかわからない状態になっていました。まあこれだけ広大な施設を入場無料で運営しているのですから手が回らない場所があるのはやむを得ないと思います
一番奥にある展望台からは羅東の町を一望可能
遠くに龜山島も見えます
帰りは別ルートがあるようなのでそちらから。その途中には日本式庭園コーナーがあり
休憩できる東屋なども設置されています
隣は中国式庭園
こちらもかなり力が入っている感じがします
別ルートは石畳で一気に下る感じ。早く出口へ着けますが、滑りやすいので歩きやすさ重視の場合は同じ道を戻ったほうがいいかと思います
途中で猿の一家に出会いました