台鐵の小駅を訪ねるシリーズ、今回は縦貫線の拔林駅です。
拔林駅が所在するのは台南市官田區の南端、善化區との境界近く。官田の中心からかなり離れており、地図で見ると川沿いの何もなさそうなところですがどんな駅でしょうか?
嘉義方面から南行きの區間車で到着。かなり狭いスペースのカーブ上にホームが設けられており、電車は傾いた状態で停車
電車が出るとこんな感じ
駅名標。隣の隆田までは2.3キロと歩いていけそうな距離
無人駅で簡易ICカード処理機のみ(おじさんは体温チェックの人)。高架下の狭いスペースにあり駅間も狭いことから「台鐵捷運化」で作られた新駅かと思いきや100年以上の歴史があります
まずは高架下から
脇へと抜け東の方へ進んでみます
高架と側道の合流地点まで来ました
県道171号線でバスもここを通っています
近くには派出所があり
その敷地には「芒果の故郷」という看板。玉井に比べると知名度は低いですが官田區は割と大きなマンゴーの産地で、西施マンゴーなどは官田産が多いです
ここで北へ向きを変え、集落の方へ入ってみたいと思います
県道に近い一帯は普通の静かな住宅地
奥の方へ行くと雰囲気が変わりレンガ造りの壁を持っ住宅が多くなりました。このあたりは古くからあるようです
のどかな田舎といった感じの風情
ここを抜けて集落を一周しようと思ったのですが、途中でおばちゃんに道ないよ!と声をかけられました。またまたgoogle先生に騙されてしまったようです
改めて別の道へ。繰り返し出てくる川文山というのが気になります
地図で見ると川文山はこの先にあり、観光農園になっているようです
今回はそこまで時間がないのでアクティビティセンターまで行って折返し
マンゴー農園がありました
駅近くの線路沿いに鎮座する拔林慈安宮。回りに他に建物などがなく、広々とした感じがいいですね
前にある一本の気も広々
線路を跨ぐ歩道橋から集落を一望
駅の反対側(北行のりば)へ来ました。こちらも南行と同じような造り
こちら側から見た南行ホームの様子。以前は右手に駅舎もあったようですが、今は撤去されています
今度は逆に最初に降り立った南行ホームから見た北行ホーム。再び電車に乗り次の目的地へと向かいました