国会につきものの議員会館。台中市にある旧台灣省議會が現在公園・博物館として公開されていますが、その敷地にある旧議員会館がホテルとなり2019年にオープンしています。
誰でも気軽に泊まれるようになっており、以前から気になっていたので行ってきました。

外観。現役当時のまま「議員會館」と書かれております

案内看板。宿泊のほかレストランやカフェとしての利用も可能

「立法委員(国会議員)会館」
金地の看板がいかにもそれっぽくていいですね

フロントは吹き抜け構造。早速チェックインして鍵を受け取ります。料金は朝食つきツイン一室で1300元ほどとリーズナブル

正面はレストラン。ここだけの利用も可能

時代を感じる通路。それもそのはず、今年で築64年を迎えています

中庭を抜けて宿泊する部屋のある棟へ

客室は80室あり、一直線に並んでいます。2階までの低層構造となっているあたりに普通のホテルとの違いが出ていますね

では客室内へ。ダブルが標準の台湾では珍しいツインで、どうやら全室このタイプのようです

窓枠のデザインがレトロ

アメニティは普通

マグカップはオリジナルのものが用意されていました

水回り

ベッドに貼られた資産ラベルの所有者は国会になっています。現在も資産一式は国が所有しており、ホテルは委託運営という形になっています。委託先はホテル運営会社ではなく、意外にも農協

翌朝出発前にレストランで朝食を頂きました

メニューは一般的な中級ホテルと一緒ですが

こんな席で頂くと少々高級に感じます

敷地内には旧議事堂や博物館もあり一日議員生活が体験できるホテル。付近には見どころも多く、一度泊まってみる価値はあるかと思います。