台鐵の小駅を巡るシリーズ、今回は高雄市の九曲堂駅です。
自強號もバリバリ停車し運行上はどちらかというと主要駅ですが、雰囲気は小駅のそれであり小站巡禮紀念章(小駅巡りのスタンプ)も設置されていますので、このシリーズにて紹介することにします。
高雄方面からの區間車で到着。次の六塊厝は屏東縣になり、九曲堂は高雄市最東端の駅となっています。駅名標は正面こそ新しいものに取り替えられていますが、側面を見ると古い看板をそのまま利用していることがわかります
広々とした2面4線のホームと数本の側線。これといった改良もされておらず昔ながらのスタイルをよく残しているのがいいですね
もちろんお約束である吹付け文字の駅名もあちこちにあります
ホーム上屋も昔からのもの
最近めっきり見かけなくなった旧タイプの「第一月台」看板。後庄-六塊厝間は地下化・高架化区間にかからず変化から取り残された感があります
駅舎本屋の文字は他所では見かけない丸みを帯びたフォント
本線
六塊厝方の様子。昔ながらの地上駅という感じがしますね
では外に出てみましょう
駅舎内は天井が高く広々しており、同じく屏東線に属する佳冬駅と雰囲気が似ているように思います
駅舎の外に出ました。駅前には客間タクシーが列び、栄えている様子が伺えます
しかし駅を出てすぐ右手の様子はこんな感じで高雄市といっても大都市感はなくそれがまたいいですね
線路のすぐ脇には子供の遊び場になりそうな草むらと大木なんかもあったりします
こんな懐かしいものも見かけました。Ubikeに置き換えられて姿を消したCityBikeです。調べたところ車両は各自治体へ寄付されたとあるのでそのうち1台なのでしょう
街歩きに出かけます。住宅や商店が密集しそれが駅利用の多さに繋がっている様子
(後編へ続きます)