台湾各地の都市で導入されているUbikeには基本的に1.0と2.0の2種類があり、どちらも3段ギア付きの普通の自転車です。しかし一部地域(現在嘉義のみ)には2.0の派生形である電動アシスト自転車が導入されており、嘉義へ行った際にお試し利用してみました。

電動アシストUbikeの外見はこのような感じで、泥除けが派手なオレンジなので通常のUbike(隣りにある泥除けが黄色の車)とは容易に識別がつきます。システムは互換性があって見ての通り混ざって置かれており、電動アシスト専用のステーションでなければ返せないといういう不便はありません

ハンドル中央にはバッテリーに関する注意書きとともに料金が大きく書かれています。時間あたりの料金は通常タイプの2倍となっていますがこれはあくまで定価であり、実際に起動ボタンを押すとディスプレイに「政府補助により最初の30分は10元です」という説明が流れました

今回は坂の上にある雞肉飯店が目的地でしたので電動アシスト自転車の利用にはうってつけ。平地を含めた起動時には素早く加速でき坂道区間に入っても楽々です。そして乗っていて面白いのがスピードメーター付きであること。GPS式を採用しているようでタイムラグはありますがなかなか楽しめます

個人的には利用時間と参考料金が表示されると更に便利なのではないかと思いました