台湾でメジャーなフルーツの一つにドラゴンフルーツがあります。こちらでの名称は火龍果。一応旬の季節はありますが7月~1月頃と長いのでいつでもあるという印象。
さて、ドラゴンフルーツには紅肉と呼ばれるものと白肉と呼ばれるものの2種類あります。先日両方とも安売りしていましたので買ってみました。
左が白肉、右が紅肉ですが、違いがわかりますでしょうか。
白肉はひらひらした部分が緑でここが見分ける最大のポイント。形はやや細長い楕円です。
カットしてみましょう。
白い果肉にごまのような種子が点在。糖度低めでかなりあっさりした味わいです。若干のシャリシャリ感あり。
紅肉は全体がピンクで。形は球形に近くなっています。
カットすると濃い赤紫色。この色素は非常に強力で手や食器に付くとなかなか落ちません。カットに使ったステンレスの包丁にも色が付き、スポンジでこすっても落ちませんでした。
食感は白肉よりやわらかく、糖度が高く甘みがあります。そのまま食べるならこちらの方がお薦めですが、くれぐれも服などに付かないよう注意しましょう。かき氷には食感などから白のほうが向いています(紅だと氷に色もついてしまう)。
ドラゴンフルーツ畑はこのようになっています。サボテン科の植物なので見た目もまるっきりサボテン。
所々に実がついています。これは全体がピンクなので紅肉ですね。