以前にも取り上げた桃園忠烈祠暨神社文化園區(旧桃園神社)ですが、先日訪問したところ色々変わっていました。一番大きな変化でとても驚いたのは旧社務所が拝殿化していたことでした

この写真の撮影をしたのは9月で、その前の訪問(3月)では特に変わった様子はありませんでしたのでこの半年の間に変わったようです

中に入ってみるとなんちゃって拝殿かと思いきや意外ときっちりしています。軽く調べたところ鳥取神社から神主を呼び三柱の神様を勧請したとのことで、かなり本気で設営したものということがわかりました

そして参道にはランプが設置され、日が落ちてくるとライトアップ状態になります

17時を過ぎていましたので旧拝殿には入れませんでしたが、隙間から覗いてみたところさすがにこちらは以前のままでした。本当はこちらをそのまま復活させたかったのかもしれませんが、さすがに一度忠烈祠となったものを神社に戻すのは難しかったのでしょう

そして拝殿右手の建物は授与所というか売店になっていました。ありがちなお土産物ではなくしっかり神社風のものを売っているのですが、あくまで「風」なので絵馬に書かれている言葉は

「季節の美しさをいつも感じる」
「勇気と力に満ちている」
という”文法は間違っていないけれど不自然な日本語”でした

こちらも日本の神社にはない(と思う。たまに変わったお守りを授与する神社が実際にあったりするので)大丈夫守

商品を入れる紙袋には御朱印風の印刷がされています。本当に神社として復活して御朱印の授与が始まったらすぐに駆けつけたいですが、そんな日は来るのでしょうか?(以前そういう話があったようですが)

こちらの短冊、桃園神社の下に小さく「昭和拾参」と入っています。同じように旧社務所が観光スポットになっている嘉義神社も「昭和十八」ですし、名前に年号を入れるのがトレンドなのでしょうか?