台鐵の小駅を巡るシリーズ、今回は花東線の志學駅です。花蓮から2駅で特急列車も多く停車する駅ではありますが規模は控えめで、小站巡禮紀念章(小駅巡り記念スタンプ)設置駅の一つです。
區間車で到着。東部の駅は改修が進む中少し古いタイプのホームが現役
ホームは2面2線。2月台(2番ホーム)は昔ながらの大理石を敷いたホームで、このタイプは使用停止になってモニュメント的なものになっている駅が多い中志學では現役で、頻度は低いものの列車の行き違い・退避の際に使われています
ちょっと懐かしい駅名看板も現役
駅間は9.0キロ・2.9キロと両隣で大きな差があります。これは志學・吉安間にあった干城駅が廃止になったことによるもの
反対側にももう一つホームがありますがこちらは旅客用ではなく工務用のもの
花蓮方を望む
古い駅舎が改築されて姿を消していく中ここは以前のスタイルが残っていて嬉しいですね
しかし大事なところはしっかり改修されていてエレベータの設置
通路の修繕などが行われています
それでは改札の外へ
駅舎内部も昔のままですが小綺麗にされています
出札は2窓(左側は常時閉鎖?)と券売機が1台という営業体制。以前は本当に小駅と呼ぶにふさわしい利用者数でしたが、電化などによる利便性向上などで近年増加を続け20年前の5倍ほどに成長しています
外に出てきました。最近の台鐵では駅舎を建て替えてしまうパターンが多い中、昔の雰囲気を残したまま改修を行うパターンはとてもいいように感じました
そのまま駅前の散策へ。少し歩くと国道9号線
国道を渡り中正路へ。名前からしても国道(中山路)とここがメインストリートで商店も多く活気を感じました
路地へ入り住宅地の方へ移動
廟に立ち寄り
訪れた時はひっそりしていましたが、参拝者数が多いのか向かいの敷地にものすごい数のお供え物セットが並んでいました
引き続き隣の路地へ
再び中正路へ
反対側の路地に来ました。メインストリートを外れると店はなくなりますが住宅は続いており、町としてはかなり大きいようです。今回は行きませんでしたが中正路を10分ほど歩き続けると東華大學があり、その影響もあるのかもしれません
だいたい一周したところで駅へ戻りました