氷屋を求めて彰化市街を歩いていたところ「美國冰(アメリカかき氷)」という看板を見かけました
小木屋という店で60年老店と書かれていますがこういう看板は古くなっていることが多いので実際には70年以上の歴史があるのではないかと思います
店内はいかにも伝統的なかき氷屋という感じでとてもいいですね
このレトロな書体が素晴らしい
ご夫婦で運営されているようで注文すると二人三脚で作ってくれました
そして出てきましたアメリカ味かき氷!見た目からして派手ですがどんな中身なのでしょうか?
その答えは壁に貼られていました。要約すると「二十数年前、アメリカ人のモルモン教宣教師が新鮮な果物でチョコレートがかかっており、牛乳と香ばしいピーナッツが乗ったかき氷が食べたい」と言い、それに店主が応えて作った。材料にはパイナップル・バナナ・スイカ・チョコレートソース・苺ソース・ピーナッツを使った」といった感じでしょうか
つまり
メリケンさん「こんなの食べたい」
店主「よっしゃ作ったる」
みたいな感じでできたものだったのです
食べてみるとこれが結構美味しい。説明通り掘っていくと色々なフルーツが出てきてにぎやかで楽しいですし、チョコレート・ピーナッツ・フルーツと様々な味が楽しめます。また苺ソースがいい仕事をしていて酸味をいい感じに添えています
駅から徒歩で行けますし、彰化に立ち寄る機会があれば是非試してみたいスイーツです