石油と言うと中東あたりのイメージが強いですが、アジア各地でも産出します。台湾にも油田がありしかもそれはアジア最古、世界でも2番目に古いものとなっています。
現在は資料館なども整備され、自由に見学可能という話を聞き訪問してみることしました。
油田が所在するのは苗栗縣公館鄉。台鐵で苗栗駅まで行きバスターミナルへ移動してそこから新竹客運バスに乗り換えます。右手前が新竹客運のカウンターですが、その後新竹客運が苗栗地区撤退のニュースが流れまもなく姿を消すことになるとは思いませんでした
バスを出礦坑で下車。降りるとすぐ石碑が出迎えてくれます
ここからの景色は小太魯閣と呼ばれているそうで、確かに雰囲気は似ているように思います
橋を渡ったところに石段があり、その先にあるのが第一号古井
つまりここがアジア最初の石油掘削場ということになります
そこから徒歩5分くらいでメインの施設に到着。入ってすぐのところに資料館があるのですが、残念ながら今日は休館日!確かにこの日は月曜日だったのですが、祭日なので開館して翌日休みなどの対応をして欲しかったですね
そしてその右手にあるのがこの施設の目玉とも言えるケーブルカー跡。ここはあとでゆっくり見ることにして先へ
まっすぐ進んだ先にあるのが宿舎群
日本統治時代のもので建物は日本式となっています
まだ整備中のようでほとんどは入れませんでした
唯一6号宿舎のみ完成していて見学可能ということで中へ
修復の過程や木材の紹介がされていました
その中に現役時代のケーブルカーを撮影したものがあり、実に楽しそうです
宿舎の脇には山の上の施設へ続いていると思われる道がありましたが、先の方はすでに森に飲み込まれているようでした
後編へ続きます