何だかんだ毎年購入している港口茶。今年も買いに行くことにし、当初は恆春でローカルバスに乗り換えて行く予定でした。しかし高速バス車内でふと屏東もUbikeが導入されたよな?もしかして恆春にもあるか?と調べたら設置されていました。自転車なら接続待ち時間もなく、時刻表に縛られず好きなペースで回ることができます。
その場合一般的なのは出火を通ってダイレクトに滿州へ向かう最短ルートで往復する方法ですが、台湾本島最南端を通る南回りルートで滿州へ到達、そのまま進み一周することもできます。調べてみると40kmと少々長いものの無理のある距離ではなく、風光明媚な墾丁を楽しむことができこれは楽しそう!ということで急遽最南端のサイクリングと相成りました。
今回のルートはこんな感じで恆春を起点に一周してまた恆春へ戻ってきます
時計回り・反時計回りどちらでも可能ですが、時計回りだと茶葉店へ到着する時間が早すぎるため反時計回りとしました
まずはUbikeを調達
7:22恆春轉運站を出発
出発してすぐ南門を通過
恆春はコンパクトな町なので5分も走るとすっかり郊外の雰囲気に
出発から20分、海に出ました。景色はもうすっかり墾丁のものに
道もリゾート地の雰囲気たっぷり。アップダウンはありますがきつくなく走りやすいです
森林遊樂區のゲートが見えてきました。20年ほど前に台北からの直通バスをここで降りて(交通手段がないので)歩いて登っていった覚えがあります
墾丁大街を通過。シーズン中の夜は大賑わいですが、オフシーズンの朝はさすがにひっそりしています
再びきれいな海水浴場(小灣海水浴場)に出ました
見どころの一つ、船帆石
最南端へ向け快走路が続きます
出発から1時間6分、鵝鑾鼻バス停に到着。この先滿州までまともに店はないのでここで飲み物などを補給しました
そこから少し走ると鵝鑾鼻灯台入口に着きます。台灣最南點の看板を見ると達成感があっていいですね。後ろに写っているのが最南端のUbukeステーションで、この後は一周して恆春へ戻るまで他のステーションはないのでもし中断したい場合はここが最終になります
最南端を過ぎここから先へ北へ進路を変えますが、龍磐公園へ向けての3kmは登り坂が続きで今回最もきつい区間。目指す滿州まではあと7km
時間が早いので開いていませんが、このあたりは観光エリアに入っているのでお店がちらほら
上り切ると視界も開け、海が見える絶景の続く快走路になります
龍磐公園付近を通過。大部分の観光客はこのあたりで鵝鑾鼻方面へ引き返します
この景色の中を走っているととてつもなく贅沢なことをしている気分になってきました
龍磐公園方向を振り返り
ここまで楽しく快適に走ってきましたが、かなり時期選びが大切であるように感じました。途中日陰で休憩できるようなところがないため夏場はかなりきついと思います(撮影は3月に行っています)
(後半へ続きます)