台北駅の近くに以前からとても気になっているパン屋がありました。その名も
ぼろパン
ボロボロなのかそれとも食べていてやたらにぼろけるのか、とりあえず印象の良くない店名なのは間違いありません。
立て看板もボロい。
でも割と人気はあるみたいです。
ちょっと商品を見てみましょう。
あれ、ボロボロでもないし普通に美味しそうなパンですね?小ぶりな割に35元と普通のパンより価格も強気の設定。
すでに看板でお気づきかと思いますが、商品名である菠蘿麵包の菠蘿は中国語の発音がぼーろーなのです。そして麵包はパンの意味。何故か商品名を中途半端に日本語表記してしまった結果このようなマイナスイメージの看板が出来上がったのです。
菠蘿麵包はメロンパンに似ていますが香港由来で、メロンパンよりサクサクな食感が特徴。
ということで試しに一つ購入してみました。注文すると温かいものを渡してくれ、このあたりが温かい食事を特に好む台湾人のニーズにマッチするのかもしれません。
パンの袋もぼろ。
お持ち帰りして頂いたので冷めてしまいましたが、バターが効いていて美味しかったです。
ただ食べごたえはないのでおやつ用ですね。