台鐵屏東線は高雄-枋寮間を結ぶ61.3キロの路線ですが、うち潮州までの36.1キロが電化区間、残りが非電化区間となっています。非電化区間には魅力的な小駅がいくつかあり、その中の一つ東海駅を訪問した様子を紹介します。
この日は加祿駅から復興號車両使用の區間車に乗車して到着しました。
列車後方。復興號には愛着があり、好きな車両の一つです。
ホームの枋寮寄りにある駅名標。こちらは新しい様式ですが
屏東寄りには古いタイプのものが残っています。
ホーム中央付近。こちらの看板も古いタイプです。
駅名標を背景にここまで使用したきっぷを撮影。この加祿→東海の硬券はいわゆる縁起物きっぷの一つで、今回その区間通り実際に乗車してみた次第です(このきっぷは普快車用ですので、実際の乗車にあたっては差額を支払います)。
枋寮寄り先端部分。1面1線・非電化の線路がまっすぐに続き、ローカル風情満点。
駅正面。道路からほぼダイレクトにホームへ上がれるようになっています。開放的で大変素晴らしい造りでここがこの駅最大の魅力であると思います。
屏東寄りの先端部分。少し先に踏切があります。
そこから駅舎を振り返り。
しばらくすると反対方向の區間車が到着しました。
車両だけ見ると優等列車停車駅のようです。
次の列車まで付近を散歩してみました。
のんびりした雰囲気の漂う果物店の店先。
伝統的な造りの民家。
立派な廟。台湾は田舎でも大きな寺廟が多く、いかに信仰が厚いかがわかります。
素敵な壁の民家。
一周して駅前に戻ってきました。
現在この区間では南迴線も合わせた電化工事が進行中です。完成すると風景が変わってしまう可能性が高いので、興味のある方はお早めの訪問をお勧めします。