台北市の温泉というと北投が特に有名ですが、他にもいくつかあります。その中でも特に異色の存在なのが野溪溫泉(渓流沿いに湧く野外温泉)となっている下七股溫泉です。公共交通でのアクセスも可能で、野溪溫泉の中でも行きやすい部類に入りますので浸かりに行ってきました。

温泉へアクセスできるバスは1717路のみ。大油坑で下車します。台北駅から80分ほどで到着できますが、近年本数が減っているので注意。
下車したらバスの進行方向へ行くと下へ降りる道があります

出だしは割と広い道です

温泉を示す看板は何もありませんが、人が通った跡をたどればOK

消えかかっている看板がありますがこれには重要なことが書かれています。この先温泉から1.1キロは川に入ることが合法であるという説明で、近隣にあるもう一つの野溪溫泉は入ると違法で国家公園法により罰せられます

道はハイキングコースのような感じなのでサンダルなどで来ないようにしましょう

そのまま下っていくと川に出ますが、ここから先がわかりにくいです。川に沿ってV字に戻る感じで進んでいくと

再び道が現れて

温泉に到着しました。到着時男性4名がいましたがすぐにいなくなり、貸切状態に

巨大な岩の下に湯船ができています

おそらく泥のせいで湯は黒みがかった色

せっかくなので浸かってみました。当然ながら水着着用で足湯以上の体験をしたい場合は用意していく必要があります。お湯自体の温度は丁度良いのですが、同時に水も流れ込んでくるので温かったり冷たかったりムラがある感じ

本格的に浸かるには物足りないですが、気軽に野溪溫泉を体験したい場合は良さそうです。そこそこ人気があるようで後から何組かの男女が下りてきました