MRT台北駅の台鐵/高鐵のりかえ口にICカードリーダが並んでいる場所があります。しかしその後ろは柵で通れなくなっており、形もバラバラ。これは何なのでしょうか?

その正体は他地域にある交通機関の精算機。ICカードで乗車する場合一部を除き降車時にもタッチしなくてはなりませんが、これを忘れてしまうとロックされ次の利用ができなくなります。そして解除は原則原因となった交通事業者で行うことになりますが、わざわざ戻るのは大変(または無理がある)のでこうして解除(出場処理)マシンが設置されているというわけです

なおロックされる交通機関はグループ分けされており、異なるグループであればロックされていても利用可能です。例えば台鐵で降車時にタッチせずロックされてしまってもグループが異なるバスは問題なく利用することができ、少額決済もOK。説明文によると台鐵に乗れなくなることを避けるため、とあるので台鐵とこれらの交通機関は同じグループなのでしょう

高雄輕軌

淡海輕軌

安康輕軌

これらはすべてライトレールでゲートのある改札口がないのでタッチ忘れが多発するのでしょう。逆に高雄MRTはゲートがありタッチ忘れはまず起きないので必要ないということになります。
個人的にはこれで解除した場合いくら引かれるのか、またどんな記録がされるのかが気になります。かといってわざわざ試す気にはなりませんが