MRTの駅名も改名され、最近ますます知名度を高めている哈瑪星(Ha ma xing)エリア。この地名は日本語の「浜線」に由来しています。
改名だけでなく観光地としての開発も進められており、昨年から「哈瑪星號」として観光列車が運行されています。運行区間は旧高雄港駅の構内数百m、しかいたったそれだけと侮ることなかれ。他所では乗ることのできない貴重な車両に乗車することができ、訪問する価値は十分にある場所となっています。
乗車は旧高雄港駅ホームから。到着すると列車が入線していて次の便の乗車が始まっていました
まずはチケット売り場へ行ってきっぷを購入。往復運賃は99元です
いくつかの便に×印がついていますが、これは満席ではなくすでに発車時刻を過ぎたもの。休日でしたが満席になるほどの混雑ではなくすぐ次の便を買える感じでした
ホームに戻って編成を観察。先頭車DL-1043
2号車35G20060(無蓋車)
3号車15EG8634A(無蓋車)
4号車3AK2020(車掌車)
5号車DL-1101
乗車可能な中間3両はすべて貨車という熱い編成で、他所にはない唯一無二のものとなっています
先頭より。蒸気との並びもいいですね
ホームには各年代ごとの駅名標が設置されています。1941年まではここが高雄駅でした
さて、乗る車両は自由に選べたので往路は無蓋車にすることにしました
さすがにオリジナルのままではなく観光向けに椅子などが取り付けられていますが、非常に貴重な体験です
出発の合図があり高雄港駅を発車
車窓?からは展示車両がよく見えます
この日は快晴で無蓋車の上は大変気持ちが良いです
信号所脇を通過
壽山公園駅手前で線路が途切れ、ここが終点
ライトレールと向き合い
ここで一旦下車して復路は別の車両に移ることができます
今度はヨに乗車
中は仕切りがあって2部屋になっていました。こういう構造だったのですね
わずか数分の乗車でしたが非常に楽しむことができました。なお運行は週末のみとなっていますので訪問の際はご注意ください