眷村(中華人民共和国成立後大陸から移ってきた軍人とその家族の住居)が廃村後各地で観光施設として再生していますが、高雄市では民宿となった場所が多く存在しています。主に左營區や鳳山區などにあり、他の民宿にはない独特の雰囲気が魅力の宿泊施設となっています。
そのうち左營區にある一軒に泊まってみました。

門外から。ザ・眷村という見た目が素晴らしいです

ちなみに付近はこんな感じで同じ作りの建物が並び、同じく民宿やレストランなどになっています

では中へ。2棟あり、チェックインはこちらで


実際に宿泊するのはこちらの棟。いや本当にいい雰囲気です

ここは共有スペースですが、この日は私だけでしたので遠慮なく寛ぐことができました

木材が多用されていて日本家屋味がありながらやはり独特の雰囲気があります

こちらが専有部分。予約時に布団かベッドを選べるようになっているのですが、もちろん畳+ふとんを選択。台湾でこの組み合わせに泊まれるだけでも貴重です

窓側はこんな感じ

奥の方も探検してみましょう。この廊下沿いには別の部屋が並んでいて

こちらはベッドでした

別の方向へ行くとこちらは食堂スペースで自由に飲めるティーバッグなどが置かれており、バックパッカー宿のような雰囲気

更にその奥はキッチンスペースで朝ご飯もここに置かれています

古い建物をお店などとして活かしていくのももちろん素晴らしいと思いますが、やはり「家」として機能する宿泊施設として利用できるのは当時の生活も感じられとても魅力的でした。また泊まりに来たいですね