台鐵の小駅を訪ねるシリーズ、今回は宜蘭線の貢寮駅です。名称からすると貢寮區の代表駅という感じで役場などの最寄り駅でもありますが、実際に賑わっているのは福隆の方で優等列車もそちらに停車します。
実は台湾に20年ほどいて実は一度も降りたことがなく、東北角方面へ出かけた際に寄り道してみました。合わせて近所にある貢寮老街を訪問、一緒に紹介します。

區間車で到着。區間快も通過、停車する種別は一種類のみ。古い跨線橋に新しくバリアフリー対応のエレベータが増設されています

若干レトロな感じがするホームの柱。側線にいる貨車は留置ではなく私が乗ってきた列車を退避していたようで、しばらくすると発車していきました

駅名標はかなり特徴的で隣駅との距離が黄色い文字で書かれています。これは他の駅では見かけないものです

ホームから眺めた駅舎

出口へ向かいます

駅舎内は屏東線・南迴線あたりに似た古めのスタイルで外観だけリニューアルした様子

有人駅で券売機も1台設置

外側も改修されていて新駅のよう

役場などは川の反対側にあり、駅前は住宅が続いています

消防署向かいにある地下道を使うと老街方面へショートカット可能

地下道入口になぜか設置されているベンチとポストがちょっといい感じです

抜けると橋が2方向に伸びる珍しい構造になっていて左の老街方面には高さ制限チェックを兼ねたゲートが設置されています

車も通行可能ですが道幅は狭く、ほぼすべて右の広い橋を通るのでこちらは歩行者・自転車専用のような雰囲気

老街の香りが漂ってきました

角にあるカフェ兼古本屋


カフェ以外にこれといった店はなく、純粋な古い町並みが続いています


いつ頃の時代のものでしょうか

郵便局が結構目立っていました

地区長さんがおられたのでご挨拶

そろそろ出口

ここにもカフェがありました

老街を抜けると国道に出ます。こちらはかなり交通量がありました