なにか縁があって訪れた都市をぶらついてレポートするコーナー3回目は屏東縣の鎮安です。今回は単に駅前をぶらついたというのではなく、ランタンフェスティバルの会場まで歩いてみたという記事になります。

この日は前の記事にある通り枋寮方面からランタンフェスティバルの会場へ向かっていました。当初はごく普通に潮州駅からのシャトルバスを利用するつもりでしたが、列車の中でgoogleマップを見ていてふと「あれ、鎮安から会場の大鵬灣って近いのでは?」ということに気づきました。

このあたりを歩く機会などまずありません。時間に余裕もありますし、天気もいいですから田舎散歩をしながら会場まで向かことにして急遽下車しました。

鎮安は區間車のみが停車する小駅。

駅を出て右方向へ。幹線の駅前ではありますが、店の一軒もなくローカル線の佇まい。

この標識を右方向へ。

踏切を越えて

すぐ先の分岐を右側へ入ればあとはひたすら道なりに進むだけで着くことができます。出だしだけ間違えなければわかりやすいルートです。

綺麗な緑の水田。私も子供の頃には近所にありましたので見ていると落ち着きますね。

鎮安集落の入り口にあった道路標識。Chenanが正しい気がするのですが…?

鎮安の集落に入りました。このあたりは普通に賑わっており、駅は町外れにあることになります。

手作り感あふれる理髪店。

交差点にあった政治色を感じる碑。約40年ほど前のもののようです。

これも古いタイプの郵便ポスト。

集落を抜けると再び田園風景に。

行政区が林邊鄉から東港鎮に変わり、次の集落に入りました。学校などがあります。


抜けるとすぐに国道に出て

数分も歩けば

到着!

所要時間は40分ほどでした。ここで終わってしまうと単に物好きの散歩で終わってしまいますが、もし予定通り行っていたとするとどうなっていたか考えてみます。当日のシャトルバス待ち時間は30分程度(報道によると休日はさらに長く50-60分)、それに乗車時間20分と鎮安~潮州の時間がプラスされますのでかなり早く着けたことになります。もちろん歩くのとバスを待っているのとでは違いますが、時間的には割と実用的なアプローチ方法でした。