坪林と言えば有名な包種茶の産地。バスターミナル近くにお約束のモニュメント。
坪林のメインストリートには茶葉店や茶葉料理店が何軒も並んでいます。
朝早かったので小腹が空いてきました。しかしまともに一食食べるに早いので何かないかな?と思っていたらいいものがありました。茶葉の揚げ物です。いかにも茶どころのグルメというベタな感じがいいですね。
食べてみるとほのかな苦味と茶の香りがして割と美味しかったです。塩コショウは風味が感じられなくなると思い断りましたが正解でした。
他にも茶の博物館など色々見どころはあるのですが、今回は走馬看花の旅なのでパス。次回台湾十大名茶シリーズで訪問する時に備え、茶畑へのアクセス方法など有用な情報をビジターセンターで仕入れ、次へ向かいました。
4本目 新店客運923路 坪林→福安居
再び923路に乗り、同じ道を戻ります。北行は渋滞もなくスイスイ。
5本目 欣欣客運819路 福安居→深坑國小
923路は福安居で下車。何もない町外れの停留所です。
次に乗る予定であったバスの停留所は少し離れた場所にあり、徒歩連絡する計画でした。しかし両者を繋ぐバスがすぐ来ることがわかり、乗ってしまいました。実は遠回りするバスより徒歩のほうが圧倒的に早いのですが、定期券があるとこんなこともしてしまいます。
バスは深坑國小で下車。ここでもすぐには次のバスには乗り継がず、観光スポット深坑老街を見学します。
深坑老街は数年前に街全体が改修され、綺麗になりました。三峽老街と同じような感じです。
名物の臭豆腐店のほか、レトロ玩具などを売る店が数軒あります。
ここには旧知の茶葉屋さんがあり、数年来ていませんでしたが久しぶりに顔を出してみたところ覚えていてくれました。残念ながらゆっくりはできないのでお茶を頂き、再訪を約束して店を後にしました。
6本目 台北客運795路 深坑國小→菁桐坑
次に乗る795路は平溪や十分へ向かう観光路線です。休日は混んでいることが多く、到着したバスを見るとやはりかなり乗っている様子。
乗ってみると入口は混んでいましたが、後部には空席があり座ることができました。台湾人は隙間があっても奥に詰めない人が多いです。お年寄りにはためらいなくサッと席を譲ったりするのにこの辺のマナー感覚は不思議です。
そこそこ距離はあるものの、信号がないため30分ほどで菁桐坑へ到着しました。