なにか縁があって訪れた都市をぶらついてレポートするコーナー4回目は雲林縣の台西です。

台湾の北は言わずと知れた首都台北。南は近頃さかんに紹介され人気の高まっている台南。そして東は知本温泉や緑島などの入口となる台東。これらはいずれも直轄市や県で地図上で容易に見つけることができます。
では台湾の西は?というとちゃんと存在しています。

そんな台西を通り掛かる機会がありましたので、少し歩いてみました。

台西はもう少し正確に書くと雲林縣に台西鄉。日本式に言うと台西村になります。


郵便局の看板。

主な通りは南北方向の民族路と東西方向の中山路。店が多く賑わっているのは民族路の方で、300mほどの区間に町の機能のほとんどが集中している感じです。

中山路の方にも店はポツポツあるのですが、あまり人はいなくて寂れた印象。役所や農協はこの通りにあります。

古そうな住宅。

こちらは会社のようですが、欄干部分に凝った装飾がされています。

海沿いの町で海に繋がる大きな養殖池があり、牡蠣や蛤の養殖をしているようです。

老人会の看板。

街の規模に対してかなり立派な警察署。

移動販売の朝ごはん屋。折角なのでここで朝ごはんを買い、台西を後にしました。

台西へは台中・北港からバスでアクセスすることができます。