時代は変わり紙のきっぷ自体が少なくなりつつありますが、一部の駅では記念用に今でも硬券を発売しています。台鐵でも同様で何種類がありますが、最も有名なのが台南にある永康駅のものです。
列車を降りるといきなりホームに大きな硬券の看板があり、非常に目立っています。このようにアピールしているのはここくらいではないでしょうか。
きっぷは窓口で「記念切符をください」と言えば出てきます。2019年6月現在の発売額は20元。
このきっぷは駅名を反時計回りに永保安康と読むと永遠に安全・健康を保つという意味になり、とても縁起の良いものです。
永康駅の外観。ごく普通の小駅です。
着駅の保安は史跡になっている木造駅舎なので実際に乗ってみるのもお勧めです。
さて、きっぷを買ってそのまま帰ってもいいのですが駅前に小さな商店があります。
ここでは硬券をキーホルダーや飾り物にするキットが売られていますので、買ったきっぷを入れるとよいお土産になります。
先にきっぷを買っておくと入れてくれますが、入れてしまうと使えなくなりますので実際に乗車する場合は後で自分で入れるようにしましょう。