現在使用しているスマホは何故か度々災難に遭い故障しています。そうなると修理に出すわけですが、台湾のスマホ修理事情について紹介してみたいと思います。
まずは基本中の基本、メーカー修理。保証が効くような修理内容であれば費用がかからないので特段の事情がなければこの選択肢になろうかと思います。
保証外で有償になる場合でもオフィシャルなので安心確実というメリットがある一方、修理費用が高額になりがちです。私の機種(ASUS)では液晶交換が4000元台、カメラユニット交換が2000元台でした。
また基本的に預かり修理になり、日数がかかる(2-3日程度)のもデメリット。
もう一つが非公式の修理専門業者に頼む方法。今回2回目の液晶交換となり、再度メーカー修理を依頼する気にはならずこちらを利用しました。
台湾では街の至るところにこの手の店があり、探すのに苦労することはありません。私が利用したのは蘋果電信さん。MRT大坪林駅から徒歩5分くらいの場所にあります。
他にも新北市内に支店があるようです。
修理業者の多くはオークションサイトに修理を「出品」しており、そこに機種名と料金が書かれています。それを見て電話し、部品の在庫を確認した上で来店という流れ(つまり実質的に広告)。
中に入ると大きなカウンターが一つあり、修理をするお兄ちゃんがいます。事前に連絡してあったのでスムーズに話が進み、料金を確認した上で修理が始まりました。
修理業者を利用する大きなメリットがその場で直してもらえること。一度の来店で済み、液晶交換の場合は30分くらいで完了しました。また目の前でやってくれて問題があれば随時伝えてくれるのでメーカー修理とは違った安心感があります。
今回のケースでは車のドアに挟んでしまったのでボティも損傷を受けており、交換したほうがいいだろうと思っていたところ案の定交換せずに使うとリスクが高いとのことでお願いすることに。
こちらは在庫がありませんでしたがその場でどこかに連絡して確認してくれ、5日ほどで取り寄せできるとのこと。取り急ぎバックアップを取りたかったので先に液晶だけ交換してボディについては再来店することになりました。
さて、かかった修理代金はというと液晶が工賃込みで2200元、ボディが1300元。実はボディ交換についても以前メーカーに料金を尋ねたことがあり、二千数百元との回答でしたのでどちらも半額程度で修理できたことになります。
リスクや修理後の保証についてもしっかり説明があり、正直なところ有償修理になるのがわかっていればメーカー修理を利用するメリットはほぼ無いように思いました。
もちろん一度でも非公式修理をするとメーカー修理を拒否される可能性があるなどのデメリットもありますので、好みで選べばよいと思います。