クレジットカードは長らく玉山銀行のものを使っていましたが、かなり以前に作ったものなので限度額が低く度々不足したり、もっと有利なカードがあるのではと考え新しく申し込むことにしました。

今回申し込むことにしたのはこの2つ。
・渣打銀行-現金回饋御璽卡
国内・外利用とも現金還元1.88%と高還元率が魅力
・匯豐銀行-現金回饋御璽卡
国内は1.22%、国外は2.22%現金還元。現金還元のほかマイレージにも替えられる。

国外では利用しないので(日本では日本のカード使いますし)渣打銀行だけあればいいように思いますが、この還元率は期限付きでその後はどうなるかわからないのと、予備的な意味も含め2枚申し込みました。

以前は紙ベースでしたが今どきのやり方はネットで申し込み。書類の送付はまったくありません。

氏名など必要事項記入→身分証(外国人であれば居留証)や収入証明(源泉徴収票、納税証明書、最近3か月の給与明細など)をアップ→身分認証の順に進みます。
します。
匯豐銀行は名刺画像も添付しました。会社勤めの証明用でしょう。

ハイテクだなど思ったのは身分証または居留証をアップするとOCRがかかって自動で住所などが拾われ、手入力がいらなかったことです。
私は写真ではなくスキャンした画像を使ったので綺麗に入りました。

身分認証は他行クレジットカードという項目があり、玉山銀行のカード番号を入力したところあっさり通過。台湾人であれば政府発行の自然人証明カード(オンライン専用のマイナンバーカードのようなもの)も使えるようです。

2行とも翌日には電話が来て簡単な申し込み確認があり、審査へと送られました。
5日ほどでSMSで発行通知が届き、渣打銀行は申し込みから7日、匯豐銀行は8日で届きました。結構早いですね。

届いたら中身を取り出し、QRコードをスキャンして表示されたページから開通手続きをします。

限度額は渣打銀行の方が1.5倍ほど高く、各行審査基準があるようです。

面白いと思ったのはカードの縁。恐らく財布の中で判別しやすいようにでしょうが、色が付けられています。

以下台湾のクレジットカード事情について簡単に触れてみたいと思います。

・発行会社
すべて銀行が発行しています。日本のような信販会社はありません。

・カードの種類
日本と比べ、かなりランクのイメージが違います。今回申請したVISAの御璽卡(Signature)はプラチナの上、最高ランクから2つ目ですが必要年収は30万元以上となっておりほとんどのサラリーマンが作ることができ、まったくもってステータスではありません。この上の無限卡でも100万元でOKです。

・どんなカードが人気か
やはり現金還元率の高い物が人気。ライフスタイルによっては映画が割引になるカードやネットショッピングでポイントがつくカードを選ぶ人も多いようです。
マイレージ系に特化したカードには非常に還元率の高い物もあるようですが、1万円以上する会費が必ずかかるため今ひとつです。